まず、豊田市美術館へ、たいへん立派な美術館で、ロケーション、大きさ共に素晴らしい物でした。 ただ、設計が谷口建築設計研究所で先日金沢でオープンした「鈴木大拙館」と同じなのです、なんだか雰囲気もそっくり、大拙館を大きくしただけのように感じました。 もっとも、美的センスの無い私には遠い存在のようですが。
豊田市議会にて意見交換会
「ものづくりについて」、なのですが、豊田と金沢では環境が違いすぎます。トヨタという大きな会社の城下町として発展している豊田と、加賀藩城下町で進化を遂げた金沢を同じ土俵に並べるには無理が有ります。 豊田の皆さんは金沢の文化や伝統が羨ましいとおっしゃいますが、私はあんな大企業を抱える豊田が羨ましい限りです。 ただ、夜の懇談会で「トヨタが出ていくことが心配」と漏らした議員さんもいて、やはり、何処にも一長一短はあるのだ、とお互いの長所をいかに延ばしていくかが重要なのではないでしょうか。 その長所に気づくという意味では、良い視察であったと思います。