5月31日 補正予算(主にコロナ対策)についての質疑
会派「みらい金沢」の政調会長として質疑に、4月に続いての質問席でした
補正予算に上げられている
高齢者施設や医療従事者を対象としたPCR検査
変異株の検査
保険適用後の公費負担枠
商店街への支援
女性安全生活支え合い支援事業 等についてです。
ワクチン接種に関して、市民から「どうなっとらん?」と、言われてきた。
コールセンターへは、何度かけても繋がらない状況が続いた事については、問い合わせが想定以上に混雑したことは理解するが、市民の側からすると「今日がだめでも明日、明後日と予約ができるというのであれば安心出来るが、今日だめだったらもう予約は取れないのではないか」という点からの不安が根底になっていたようだ。
ただ、この後の答弁にも出てくると思うが、ワクチン自体がどのように入ってくるのかがわからない状況だったことなど、国や県が主導する進め方に対して、市長はじめ対応する執行部側も「どうなっとらん?」と、言いたかったのではないかとも想像する。
高齢者施設では、昨年の一月以降、面会できない状況が続くなど、ものすごくシビアな対策を講じ、運営されてきている、これまで、これらの施設でのPCR検査を望んできて、ようやく実施されるようだ、この「県と連携し、重症化リスクの高い高齢者が入所する施設や医療機関の従事者を対象としたPCR検査を実施」について、スケジュールや体制、発症まで数日かかることから、定期的に実施することも必要と考えるが、定期性について聞く? また、昨今増えている、学校職員にも広げられないか?
変異株の検査について、
従来のウイルスは、家庭の中で1人感染者が出たとしても、家族全員が感染するのでははなかったが、変異ウイルスではほぼ家族全員が感染してしまうケースに変わってきているようだ。 変異ウイルスには、これまでと変わらない対策を講じ、マスクをしていても狭い部屋で1時間も2時間も話していることで、細かい飛まつは漏れ出てくるため、基本的な対策の徹底はこれからも必要だと言われている。
未知のウイルスのさらに変異した種類については、イギリス型やブラジル型、インド型など、いくつもの種類が出てきているようだが、本市においては、どのような種類が検出されているのか、また、検査の結果をどのように活用されるのか?
「感染疾患者の保険適用後の自己負担額にかかる公費負担枠を追加」について、
最近では感染確認キットとして4千円程度の市販のキットが出回ってきているが、これまで医療機関でPCR検査を受けると、2~3万円かかると言われていて、大きな出費の上に陽性だったりしたら怖いので、積極的に検査を受けることを避ける人もいたようだが、この公費負担によって、そうゆう人は減ったと思っている。
この制度では、発熱による体調不良で病院に行き、医師の判断で保険を使って治療した場合、どのように給付されるのか?
昨年から続くコロナ禍は、現在発令されている「蔓延防止」の状況に至るまで、一派、二派、三派と、立ち直りそうになると止められるという状況が繰り返されていて、飲食店からは「もう限界」との声だ。
特に、現在の「蔓延防止」では、隣接する野々市市や内灘町へ行けば飲酒可能なので、行政への不公平感はかなり積もっており、蔓延防止措置が延長されるならば「確信犯」的に、営業を始めるところが出てくるだろうと予測されている。回復支援の制度だが「限界」と言っている、飲食業に対して速やかな給付を望むが、
「営業時間の短縮等に協力した飲食店の顧客獲得を支援するため」のクーポン券について、
今回対象となっているのは、県や本市の支援制度を活用できた事業者となっているが、それらの申請書類を出すこと自体ハードルが高い事業者へもあったらよかったのではと感じている。今回のクーポン券は、どのような形で発行されるのか?
商店街は、このコロナ禍がなくても、新しい生活様式にあった形へ変わっていかなければならなかったのだと思っているので、このコロナ禍がきっかけになれば良いと考える。
ただ、商店街に属さない事業者へも、今後は支援してほしい。
「客足回復にむけて、新しい生活様式への対応や活性化に取り組む商店街への支援の拡充」について、
これまでの活用状況と、拡充となった経緯を聞く?
「女性安心生活支え合い支援事」について、
4月の臨時議会でも触れたが、生理用品については「おおっぴらに貰いにくい」との声もある、配布については配慮が必要になるが、あげられている施設ではそれぞれどのような配付を考えているのか?