今年の会派視察、第一弾は
① 高知市:こうちこどもファンドについて
② 高知県:おもてなし課について
③ 香川県:観音寺まちなか活性プロジェクトについて
④ 高松市:多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画について
2泊3日ですが、案件盛りだくさんの視察です。
念願の高知です、ようやく来ることが出来ました。
こうちこどもファンドについて
平成15年に「高知市まちづくりファンド」が創設されたもので、行政が直接的に支援していない市民に向けて、
サポートする団体をファンドとして支援する方法の一つとして、継続的に続いている。
このファンドの考え方を受けて、こども目線の「まちづくり」で、地域の活性化、また、コミュニティの充実も
目的の一つとして、創設されたもので、、将来のまちづくりを担う人材育成にも効果を上げている。
どの地域でも、コミュニティの希薄化が問題点となっているように感じます。
高知県おもてなし課について
当時「もしドラ」という本がヒットしてまして、それを読み終わったあとに単純にジャケ買いしたのが
「高知県おもてなし課」でした。 その後、映画化されてたみたいですが、そのへんは…。
本の中では、新たな観光を探る感じでしたが、実際には訪れた観光客の満足度アップが中心のようですので、
アンケートや苦情など、表に出ない業務が中心みたいです。
観音寺まちなか活性プロジェクトについて
こちらは、コミュニテイデザイナーとして注目している山崎亮さんが代表のstudio-Lが、
関わっている事業として興味を持っていて、「今宵も始まりました」という「フェイスブック」が話題となって
全国に広がっている、まちおこしチーム「Re:born.K(リボーンドットケー)」の、説明を受けました。
商店街活性化と言うより、「まちを作り変える」くらいの意気込みで、取り組んでおられまして、
究極のプラス思考集団の補助金に頼らない、新たな商店街再生事業です。
1年半ワークショップを繰り返すことで、目的が明確化され、その後の展開のなりふり構わない様は、見習うべき。
多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画について
平成16年に「市街化調整区域」の区域割を廃止したことで乱開発が進み、これを抑制することを目的に設定された
とのことで、「国の立地適正化計画」に先行して計画されているそうです。
金沢では「市街化の線引」が、開発の足枷となって、住民からの反発の声があるが、全く逆に「線引が無いこと」
が、同じように住民の反発が有るとの説明を受ける中で、行政制度の進め方の大変さを感じました。
終了後、昨年度末に開所した「防災センター」を視察、本市の第二庁舎の参考になりました。