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3月定例月議会 一般質問


一問一答方式ですので、下記のものはあくまで原稿です、最後の方はいくつか時間切れでできませんでした。
答弁についても取り上げるほどのものは無かったカナー…。
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1.金沢市都市計画マスタープラン改定について
現在工事が進められている海側幹線の4期区間については、2012年の民主党政権当時、国土交通副大臣だった奥田建代議士が、大きな予算を付けた事で一気に事業化されました。
世界的に見ても日本の道路工事は、整備費が高いと言われている中で、その大半を用地買収が占めるとも言われています。
道路工事を進める上で、一般的にはその用地買収が第一の障害となることが多いと感じる中で、用地買収がスムーズに進んだ事について、当時の県議が「とんでもない予算を急につけたもんで、びっくりした」と、いわれていた事を、記憶している。
さて、この道路整備によって市内を走る車の流れも変わることも予想され、後にも触れる「新交通システム」の検討にも、影響しているのではと考えられる、重要な道路である。
この道路整備によって、地域は大きく変わると思う。

① 新たな道路の整備によって、地域の状況が変わることが、改定の要因になると考えるが、現在整備中の四期区間の進捗状況と完了の目安を聞く

道路の整備が「金沢の発展のため」と、先祖からの用地を提供した市民は、この道路が出来る事によって、先祖から受け継いできた農地(特に田んぼ)が、農作業が続け難くなってしまうと感じている。
これまでと同じ状況であっても、後継者に託すのは大変だと考えてきた中で、それにもまして、やり辛くなった農地を、これまでどおり続けて行く自信が無い。

加えて、現状では、自分の土地を自分の土地として利用することが出来ない状況で、例えば自分子どもに家を建てようとしてもかなりの手続きをしないと建てられない地域となっていて、後継者の育成どころでは無い。

十数年前に生産組合長をしていた方は「当時、二俣ダムを造るにあたって、灌漑面積の確保をするため、直接水を受けないこの地域が受益者として協力するための署名を集めた。あの時協力したのだから、今度は協力して持らえるはずだ」とも、言っている。

② 集約都市形成計画と連動していると思うが、今回の改定ではどのような点を重点としているのか
  
③ 9月議会の答弁で意見交換実施中とあったが、その後の意見交換会の状況と出てきた意見   
 
④ 同様に意見を取り入れるとされてきたが、どのように取り入れるのか

2.コミュニティ活性化事業について
市長は昨年の年頭から「コミュニティの醸成」という言葉を頻繁に使われている。
この事について、今年は「雪すかし」を例に上げて、わかりやすく説明されていて、先日行われた、「千坂コミュニティ協議会」の、表彰式の講演の中でも、皆さん肯いていた。
今年度は、これまで校下にあった「諸団体連絡協議会」を、発展的に解消し、同じ枠組みで「コミュニティ協議会」と変更して立ち上げる他、法光寺町町会では、本市の「地域コミュニティ活性化モデル事業」採択を受けるなど、地域で安全で安心なまちづくりに取り組んでいる。

① 今年度のモデル事業の評価、千坂校下のモデル事業についても聞く

コミュニティに関しては、昨年「家庭ごみ有料化」の事もあり、地域、各町会でも「コミュニティ」ついて、話をする機会が多かったように感じる。
今回の「有料化」の件では、「負担の公平性」も、導入の要因とされているが、導入後もこれまで無関心だった一部の人が、ちゃんとやっている人の負担を増やしている所も見受けられると聞いている
変な話だが、学校の朝礼で間に合った人に対して「遅刻してはいけません」と言っているようで、実際に遅刻した人には届いていないのでは、ないか…

② これらのことから、現状では一部の良心的市民だけが負担していると感じるがいかがか

議会で開催した意見交換会の中で、金沢に移住してきた方から
「金沢に越してきて、何もわからず、子どもの事や行政手続きなどもやった後で、町会組織や、公民館などを知った、こんな素晴らし組織がある事を、はじめから知りたかった」と、あった。
このような人たちも居るのだから、

③ せっかくの機会だったので、今回の計画策定に向けたアンケートは町会長以外の市民にすべきだったと思うが
  
④ 金沢方式という言葉が独り歩きしていて、実は行き詰まっているのではないか
  

3. まちと交通について
新交通システムという言葉を、議会の議事録で検索すると、平成に入ってからも21年を除いて毎年議会で取り上げられてきていると、出てきます。
これだけ関心を持たれながら、導入に漕ぎつけないのには、大きな壁を感じる

① 環状道路の整備など、環境が整ってきたとも感じられる中で検討を始めたと思うが、議員時代から取り組んできた市長が、新交通システムに期待するもの

② 姉妹都市のナンシー市は、フランスで新交通システム導入失敗例と言われているが、実際に何度も訪れている市長は、ナンシー市の交通システムをどう感じるか

③ 逆に成功したストラスブールですら19年かかったと言われている中で、現在進められている新交通システム導入に向けての進め方は早急では

 ④ 日本では難しいとされている新交通システムが、ヨーロッパでは成功例している要因の一つとして、城を中心とした古い街並みが、中心市街地の賑わいの創出を目指すには向いているとされているためで、弱点のように感じる古い町並みや狭い道路も他都市にはない本市の魅力と考え、ヨーロッパの成功を見据えた取り組みにしてはどうか

⑤ 交通のアイテムと考えてしまうと、渋滞対策や公共事業だけに目が行ってしまいがちになるが、新幹線が通ったことで、金沢に大きな経済効果をもたらしており、新幹線では経済効果が評価されるので、新交通システムでも経済効果の調査が必要では

⑥ 新システムと言うと、どうしてもハード面ばかりが取り上げられてしまうが、実際に混雜時の乗降については、料金支払いに時間がかかってしまう。 この点でも、料金支払い方法の改善の実験は出来ないか

⑦ もう一歩進んで、先日報道で取り上げられていた、ドイツの料金無料の考え方をどう思うか

⑧ 昨年実施された「休日バスレーン時間延長実験」をどう評価しているのか伺う

⑨ また、渋滞対策の一つとしてリバーシブルレーンについて、平成4年の12月議会で、我が会派の代表中西議員の提案から始まり、平成6年には、犀川大通りで導入され、その後も数カ所で検討されていたが、導入に至らなかった路線もあった。
その検討の中の国道359号について、山側環状の整備で若干は少なくなったものの、朝の通勤時は未だに渋滞がはげしく、中心部へ向かう場合、小坂町交差点から橋場町交差点までは、片側2車線となっているが、2車線あるものの交差点ごとに右折レーンがあり、結局バスレーンとなっている車線に並んでしまう。  全線のセンターラインを入れ替えなくても、数カ所の交差点に右折レーンを設ければかなりバスの定時制は改善されると考えるが、この路線においてのリバーシブルレーンの導入と、そのにも、過去に検討の上導入に至らなかった路線についての経緯を聞く

4.雪対策について
今年は56豪雪以来の大雪になった。
顔を合わせれば「雪すかし」の話ばかりだったのも久しぶりに感じた、マッサージが混み合っていたとも聞く
SNSでは、真っ白な投稿が何件も続き、市内至る所で渋滞が発生し、機能が止まっているように感じ、何度雪かきをしても、変わらない。除けた雪を置く所もない。と言った状況だった。
統計によると、昭和52年126cm、53年74cm、56豪雪では125cm、59年90cm、60年81cm、61年113cmと降っていて、この頃は今年のような状況が一年に一度は必ずあったように記憶していて、今回は少し大騒ぎし過ぎとも感じた
道路が止まって被害に遭われた皆さんには、お見舞いを申し上げますが、61年の除雪をしていた当時の事を言えば、国道の渋滞の先頭は、大概北陸を通過する太平洋側の大型貨物トラックで、雪を甘く見て立ち往生したと、言うのが原因のほとんどだったので、今回も同様かと・・・
市民の皆さんも、しばらく降らなかった事で、雪を甘く見ていたのでは・・・、ただ、当時は除雪に対して、市民の皆さんは、たいへん協力的だったと感じた
私も問い合わせや要請を受けた中で、除雪業者の不足を指摘する声があったが

① 除雪業者数の推移、状況について伺う

今年のはじめに「防災協定」を結んだ「金沢建設防災協会」もちょうど、その日かなりの雪で、市長から「さっそく実働ですね」と頂いた、「建設防災協会」の会員各社も、雪の多かった数日は仮眠すら十分にとらず、走り回っていました
主な会員は中小規模の会社なので、近くの人に頼まれれば、ほとんどボランティアで除雪にあたっていた所もあると聞いている。

② そのような状況においては、市の指定路線で早期に除雪作業を行うため、契約業者間で協力する体制も考えられるが、そのような体制が出来ないか伺う

中には、除雪中の業者へ直接連絡し、個人的な苦情を含め除雪機械の中で何十分も時間が費やされた事もあったようで、寝ずに走っているモチベーションが下がったとも、言っていた

③ 除雪業者へ支持する窓口が一本化されていないため、除雪業者が対応に時間を費やした事から、連絡体制の見直しが必要と思うがいかがか

⑤ 先にも触れた、指定路線を持たない新規事業者もいることを含め、除雪業者が迅速かつ円滑に除雪作業にあたれる除雪体制の見直しを伺う

5.首都圏戦略について
銀座の金沢は、開設当時に所管の委員会に所属していた事もあり、興味深く見てきましたし、質問でも取り上げてきました。
前回、お聞きしたところでは、アンテナショップとして他の自治体からも注目されているともお聞きしましたし、周辺のOLさんにも口コミで広がっているとのことだったのですが、運営していてそのようなことが実感できていたのか気になるところでもあります。

① 開業以来、これまでの集客人数や評価について聞く

一昨年には、会派で視察をして、夕食も戴いてまいりました。   大変美味しかったのですが、なぜ銀座まで来て、加賀料理を食べて金沢の地酒を飲んでいるのだろうか?と、ふと思いました。
関心を持ってきた事の理由は、「お客さんを見なかったこと」で、同じビルでも、階下の飲食店には客がいたように見えましたし、ジュエリーの店などは結構賑わっているようでした。
銀座のあの場所を維持するための予算を考えると、たとえ「広報部門であるから、還元効果は見えにくい」と説明を受けても、なかなか納得は出来ないものです。

② 県のショップ運営負担金と合わせると百万石まつりと同額になる、効果の見える化が必要

ある、口コミサイトでは、2015年5月から始まり、150件ほどの書き込みがあり、そのうち約100件が17年の1月以降になっていて、ここ約一年の間に2/3が投稿されているようで、急激な伸びで、評価も4点代がついています。
中を見ると、当初は「空いていて穴場的」なものが多かったのに、最近は「いっぱいで入れなかった」というのも見られるようになっています。
料金も高めかなと、心配していたが、「銀座ではリーズナブル」とか、「リピーターになった」ともあり、さすが銀座と肯いてしまいました。
最近では、「テーブルどうしが近い」とか、「隣がうるさかった」等の苦情に近いものもあり、高級ダイニングといった感じより、カジュアルなギャラリーレストラン風になっているようで、盛況は良いのですが、方向性も確認が必要だとも感じます。

③ 運営事業者が変更されたと聞いているが、その理由と、その後の評価

口コミの中には「加賀棒茶が美味しかった」とあり、加えて、お茶の販売を希望する旨もあったので、対応をお願いします
金沢は数多くの美味しいお料理、お酒、食材に恵まれた素敵な町です。
地元のアンテナショップになるために更に頑張って頂きたいなと思いました。
を、加えて終わります。