陸前高田市と同様に石巻市でも、がれきは大幅に減っていました。
こちらは、石巻市の市街の東側の海に近い所にある「石巻市立女子商業校」と「石巻市立渡波中学」が並んでいた所です。
昨年は、浸水して窓の抜けた校舎と、グランドにはガレキが積み上げられていましたが、今年はすでに校舎が取り壊されており、ガレキも再生可能なコンクリート破砕物(建設資材になる)が積み上げられていました。
やはり公共施設がガレキ置き場から解放されることが重要で、早く無くなることが復興へのステップになります。
去年の様子 今年の様子
ガレキは本当に減ったと感じました、焼却施設も急ピッチで整備されたそうで、以前聞いていた内容では、「ガレキの焼却熱を利用した発電所にする」ようだったのですが、残念ながら焼却だけの施設のようです。
実際に仮の焼却施設となるため、がれきの処理が終わったとどうするか?が問題になって発電の部分は付けなかったようです。
処理施設は大手ゼネコンのJVが動かしており、現在は5箇所が稼働しているそうです。
下の写真がそうですが、大きな煙突が5本が立ち並んでいますが、発電していないのはやはりちょっと残念。