今年も昨年に続き、被災地へ行って参りました。
それにしても、東北(特に太平洋側)は遠いです。
今回は、昨年の実績を前提にルートを選定したのですが、それでも丸三日間、車で移動という、
ハードな視察となりました。
今年は、昨年行けなかった、宮古市の田老地区を第一目標にしていました。
初日は盛岡市まで移動したのですが、約9時間(ナビの上では11時間超)を費やしてしまい、
この日は、盛岡市で前泊になります。
そこで、市内中心部、岩手県庁の前にある、盛岡城跡公園付近を散策してみました。
まず気になったこと、自転車ゾーンがあるんですね、冬に訪ねたことは有りませんが、
雪は降るでしょうが、ゾーンを確保しています、昨年訪れた青森市でもゾーニングされていたので、
本市も雪国といえども自転車に対する考え方は、しっかり持って取組まないといけませんね。
盛岡城跡公園の石積みの城壁ですが、金沢城の方が美しいように感じます、ひいき目に見すぎでしょうか?
また、隣接する「桜山神社にある烏帽子岩」こちらは大きくて立派な岩石で、重厚な雰囲気です。
さて、なぜ自家用車で行くのか?とお感じになる方も居るでしょうから、状況を説明しますと、東北地方は太平洋側の北上山地、日本海側の奥羽山脈の間に盛岡市や花巻市などを抜ける東北自動車道が南北を縦貫しています。
ただ、中を走る東北道から太平洋側へ抜けるには、はしご状に何本かの道路、鉄路がありますが、どの道でも概ね2時間を費やします。
震災前には太平洋側を縦貫する鉄路が有ったのですが、津波で破壊された鉄路は復旧していません、このためどうしても車でなければ太平洋側は縦断出来ません。(下はレールの無くなった線路です)