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台湾研修報告③


25日 この日は「国民党」と「民進党」を訪問

台湾では日本より先に、政権交代がありました、党の形態かえら言えば
「国民党」が「自民党」で「民進党」が「民主党」といった感じです。
ですので、台湾では先に政権交代を経験し、その後元に戻っている状況ですから、
日本が次の選挙で「民主党」が負けた後を見ているようです。

「民進党」では、長く続いた「国民党」から、政権を奪った物の現在はまた取り返されている
状況ですが、南部では民衆の評価は高く「次はまたとりもどす」とのこと。
「民主党」も何年後かには、こういう状況でなければいけませんね。

民主国家では、こういうことが起こるのは仕方のないことだと思いますが、正直複雑です。

さて、「民進党」での様子です。
 

こちらは、「国民党」です、
どちらでも言われたことですが「国民党」と「民進党」では、一緒に研修なんて考えられないとのことで、見習わなければならないと言われました、
自分は国の為になるのであれば超党派で取り組むべきと考えますので、驚かれても・・・。
 

午後から、亜東関係協会主催の特別講座「台日関係と日米関係」講師:林助理教授賢参
日本と台湾の関係を取り上げれば、アメリカと中国を抜きにできない状況ですが、これについて
これまでの政治的流れと、現在軍備を増強している中国について、「どう対応すべきか」など。

後半は「原子力発電」「今後の中国」について、現地の学生さんたちとディスカッション
「原子力」については、現在、台湾でも日本と同様な依存度で推移していることを踏まえ、「ゼロ」で無くても良いという一面も
ただし、昨年の福島の事故を考えると、再生可能エネルギーへの移行は進めていかんければならない。
「中国」については、正直脅威に感じているのではないかと感じました、民主化の進んだ「日本や台湾」から見ると
何を考えているのかわからないそうで、なるべく近づきたくないといった感じだと思います。

まじめにやってます。
 

「台湾の学生」さんが、脅威に感じるのは良くわかるような気がします。
今回の研修の中で台湾の人達も私と同様「島国根性」の持ち主だと感じました。
大陸に住み陸地で国境を持つ人達とでは大きな違いがあるのではないでしょうか。
この研修でもますます台湾のことが好きになりました、八田さんありがとう。