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台湾研修報告②


24日念願の「烏山頭ダム」、この研修の中で、講義の無い1日で、台南へ

さて、台湾へ来てのいくつかの研修がありましたが、
その中で八田與一氏が台湾では本当に有名であることを実感しました。

金沢で偉人として認識され出したのが数年前のように記憶しているのですが、
今回、私は台湾の人は9割以上の人が認知していたように感じました。
金沢の皆さん八田與一は台湾では大変な偉人です、十分に誇っていいですよ。

自分としては、土木に携わっていたこともあり、関心を持っていたので、今回の研修はグットタイミングでした。
写真にもありますが、ダムと言うより堤防と言った感じですよね、ただ堤高50mを超えているので、
これを1kmも造ったことは、大変な事業であったことは、間違いないと思います。

10年かかる大工事に対し、作業に携わる人の為に街を造り、人員を確保したそうで、
これこそが、公共事業ですよね、出来上がったダムの恩恵だけでなく、造る過程からです。

 
赤い線でかこってある所に堤防のようなものが分かりますか?
右側の写真がダムの貯水池側ですが、今はそんなに貯水量は多くなかったです。
 
真ん中の噴水のようなものが「サイフォン」ですから、水位がこれ以上高いって事ですよね。
放水口ですね、與一氏の船が撃沈され亡くなった後を追って、夫人が投身自殺した所だそうです。

いかに有名かって、道路に名前が付いてます。 復元された執務室です。