今議会で大きく取り上げられている「震災がれき受け入れ問題」
議員としての仕事はどんなものなのか、考えさせられる議会になったと思います。
始まりは「市長のがれきを受け入れてあげたい」の思いからであります。
自分も、実際に自分の目で見て「受け入れてあげたい」と思っています。
ただ、本当に「安全が担保されているのか?」「受け入れの当該地域の皆さんんが納得しているか?」
少なくとも、この条件がクリアされていなければいけないものです。
そのうえ、今議会では議案に上がっていません、市長も「現在進行形」と言っていますので、
「議会が先走ってどうこうするまでには至っていない」と、考えており、
人道的には「受け入れてあげるべき」ですが、今議会での議決は拙速だと、思っていました。
それを、思いだけが先走った議員さんもいらしたようで、気持ちは解るのですが、もうしばらく
市民の理解を得た上で、やはり市長提案の案件にたいして、賛否という形であるべき。
議会中、いろいろとありましたが「議員が現地を視察する」ことになり、
市民の代わりに現地を確認したうえでの判断、自分的には良識ある結果になったと思っています。
結果がどういう形になろうとも、それまでに少しでも多くの「声」を聴き、自分の判断の
要素にしていきたいと、思っています。