さて、 泉鏡花文学賞 についてです。
皆さん、鏡花作品読んだことありますか?
原作を読もうとすると大変なんです、言葉というか文が古くって、ページが進まないので、私もこれまで完読出来ていなかったですね。
ICTが進んだことで、ネットであらすじが簡単に見られるようになったおかげで、だいたい知ることが出来ました。
(中には原文に注釈を入れてあるものもあり、文明の力はすごいです)
あらすじだけで語るのは気が引けるのですが、原作だけですと本当につらいので勘弁して下さい。
面白いんですよ、鏡花にでてくる「妖怪」って、古き良きニッポンが凝縮されてるような感じです。
興味を持って調べると、鏡花文学賞自体も多くの出来ごとを経て成り立っている所も良いですね。
(授賞式での五木先生や瀬戸内先生、松村先生から漂ってくる雰囲気が物語っていました)
この賞は、今後の金沢にとって、重要なアイテムになると思っていますので、しっかり作り上げていかなければ。
私が泉鏡花にこだわるのには、もう一つ理由があります。
祖父が石屋をしていまして、携わった作品の中に、泉鏡花の石碑があります。
東御影町の泉鏡花句碑でして、裏側に名前が彫ってあります。
麦田勝治って彫ってあるんですが、確認できますか?