さて、今回被災地の視察に加えもう一か所、気になっていた所にも行ってきました。
再生可能エネルギーが取り上げられている今、木質バイオマスボイラについて研究していまして、岩手県雫石町に有る木質バイオボイラを使った温水プールを、視察させて頂きました。
3月の議会でも取り上げられましたが、城北運動公園に市営のプールが出来る予定です。現行のプールの老朽化はひどいもので、本当に新しいプールが待ち遠しい。
この新しいプールの熱源に木質ボイラの導入を提案している所であります。
木質バイオマスボイラは計算では、二酸化炭素排出量がゼロになります、なぜなら、木は生きている間に酸素を排出するので、燃える時に発する二酸化炭素は相殺されるからだそうで、欧州では盛んに取り入れられているそうです。
しかも、化石燃料だと、購入にお金を支払うだけになりますが、木質チップであれば、製作の為にも雇用が生まれます。
そこで、先行導入している雫石の温水プール「ホットスイム」を見に行ったのです。
「ホットスイム」の生い立ちも面白く、当初は地熱を利用する施設として試験が始まったそうですが、昨年でその研究も終わってしまい、新たな熱源として木質チップを取り上げたそうです。
震災以降、視察も増えているそうです。
ボイラは大変高額ですが、燃料費として地元の木くずにお金が落ちる方が絶対良いと考えますので、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
下のリンクが「ホットスイム」になります。
施設長さん、突然の視察のお願いに丁寧に対応して頂きまして、ありがとうございました。
http://www.yokobs.net/sitei_kanri/hot_swim/energy.html