ひき続きレポートです。
大船渡から釜石への途中にあった、唐丹町だったと思うのですが。
まず、全体が見える状況の写真です。
防波堤のうしろ側の低い所はすべて流されています、たぶん防波堤が無く直接波が来れば、町のほとんどが流されたのではないかと想像します。
さらに、拡大しますと・・・
右下に軽自動車があります、この車と比べると、防波堤の大きさが解ると思います。
また、うしろ側に付いている手摺が曲がってしまっています。
10m近い高さだと思われますが、水の威力は恐ろしいものです、乗り越えていたようですね。
たぶん、生活する上では大変じゃまになる防波堤だったのだろうと思います。
しかし、安全を担保するために作られたのでしょうが、それを超える大きな津波に耐えられなかったようで、自然の力恐るべしです。
もうひとつ気になったことは、全体を通してほとんどの「お墓」が新しくなっていたように感じました。
最上の写真の右側にもありますが、あのよううな惨劇に遭うと「神・仏」への信仰が深くなるのでしょうか。
あらためて、犠牲になった方々や、被害に遭われた皆さんに哀悼の意を表します。